【メモ】Windows環境でGPU版TensorFlowを利用するための環境構築
WindowsでtensorflowのGPU版を利用するための環境構築のメモを以下のとおり残しておく。
Windows環境におけるTensorFlowのGPU版はCUDA, cuDNNのバージョン依存があるので注意が必要。
Visual C++ Build Tools 2015をインストール
先にインストールしておかないとCUDAのインストール時にビルドしてくれないとか。
そのため、Visual C++ 14.0を含んでいるVisual C++ Build Tools 2015を以下URLからダウンロードしてインストールする。
http://landinghub.visualstudio.com/visual-cpp-build-toolslandinghub.visualstudio.com
qiita.com
【追記】
- Visual C++ の関係でcuda9.0のインストールがうまくいかなかった。そのため、Visual Studio Community 2015 with Update 3をダウンロードする方法に変更。
インストールするCUDAとcuDNNのバージョンについて
windows環境におけるTensorFlowのGPU版はCUDA, cuDNNのバージョン依存あり。
Install TensorFlow with pip
- CUDA® Toolkit 9.0.
- cuDNN v7.0.
CUDAのインストールについて
こちらの資料が分かりやすかった。
https://www.kunihikokaneko.com/dblab/toolchain/cuda8.pdf
- ベースを先にインストールする。
- インストール後はシステム環境変数が自動的に作成されているかやnvccがインストールされているかを確認。
- Patch 1 (Released Jan 25, 2018)とPatch 2 (Released Mar 5, 2018)をインストールする。
cuDNN v7.0.
- 次のサイトで登録が必要。
CUDA Deep Neural Network (cuDNN) | NVIDIA Developer
- 登録後ログインしてcuDNN Archiveから必要なバージョン(cuDNN v7.0.1, cuda9.0)をダウンロード(zip)
- zipをダウンロードして展開したら、事前に作成しておいたLibrary(C:\Program Files\Library)にcudaを置く
- 環境変数pathにC:\Program Files\Library\cuda\binを新規追加
- この部分は以下のサイトを参考にした。